2011年8月27日土曜日

M子前世療法セッションの公開その5

M子前世療法セッションの公開その5
(中略)
T:その存在とは、わたしには想像もつかない存在ですが、あなたの痛みをそのまま感じる存在として今も生きているのですね?
C:生きているという表現は事実ではありません。そのものは漂っているのです。
T:「そのもの」は分離したものですから、あなたと一体化しなければならないものでしょうか?
(このあとのC:の言葉はM子さんではない霊的存在が憑依して語る)
C:(毅然とした別人口調で)今はその必要はありません。
T:どうしたらいいでしょう? 
わたしにできることは、仕事としては「そのもの」を癒すということが必要ではありませんか?
C:「そのもの」ではなく、あなたが今日、癒すべきものはM子という存在であり、アトランティスでの過去世について深く触れることは今日はできない。
だが、あなたは先ほど癒した傷ともう一つ、あなたが知らなければならない傷がある。
だが、その傷は癒され始めている。
それは、直接あなたと過去世で関わり合う者であり、「その意識」は、先ほどからあなたを見詰めている。
T:そうですか。
C:その幼子は、あなたへと伝えたい言葉をずっと胸のうちに秘めていた。
T:残念ですが、わたしにはそうした存在と交信する能力がありません。
M子さんに代弁してもらえますか?
その幼子の言葉を。
M子さんが霊媒となって、訴えてる幼子とわたしとの仲立ちになってくだされば、その幼子を癒すことができるかもしれませんが。
(このあとのC:の言葉はM子さんの過去世である幼子の口調に変わって話す)
C:先生!・・・先生、ありがとう。(泣き声で)ぼく、先生を悲しませて、ごめんなさい。
T:分かりました。で、あなたは何をしたんですか?
C:(泣き声で)ぼくだけじゃなくて、みんな、みんな死んで、先生泣いたでしょ。
ぼく、先生が、ずっとずっといっぱい大切なことを教えてくれて、先生、ぼくのお父さんみたいにいっぱいで遊んでくれて、ぼくは先生のほんとの子どもだったらよかったと思ったけど、でも、死んだ後に、ぼくのお父さんとお母さんがいてね、先生は先生でよかったんだって・・・。
でも、ぼく、先生に、先生が喜ぶこととか何もできずに死んだから、ぼく、ずっとね、先生に恩返ししたいってずっと思ってて・・・このお姉ちゃんは、ぼくじゃないけど、でも、先生とお話したりできるのは、このお姉ちゃんだけだよ。でも、ぼくも、ずっとこのお姉ちゃんと一緒だから、だから、ぼくのこと忘れないでね。
C:分かりました。きっと忘れませんよ。
それからあなたがね、こうやって現れて、直接あなたの声を聞く能力は、わたしにはありません。
でも、そのうちにそういう能力が現れるかもしれないと霊信では告げられています。
ですから、そのときが来たら存分に話しましょう。
先生は忘れることはないだろうし、あなたからひどい仕打ちを受けたとも思っていません。
だから、あなたはそんなに悲しまないでください。
C:ぼくは、先生に「ありがと」って言いたかった。
T:はい。あなたの気持ちをしっかり受け止めましたからね。
そんなに悲しむことはやめてください。先生も悲しくなるからね。
C:うん。
(つづく)
  

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