2015年9月27日日曜日

第20霊信の公開 2007・2・4 22:30着信

   SAM催眠学序説 その70

注:この霊信は、最初に以下のようなM子さんの前書きが付いています。
 

今回の霊信は、私自身が神へと語りかけ始める対話にしようと思います。
なぜだか分かりませんが、そうすることが必然だと感じました。
神が、私に語りかけるよ う促しているように感じました。
とりあえず、話しかけてみてそれについてどういう返答があるのかを知りたいのもあるので、書いてみます。
 


【M子の神への語りかけ】
 
神よ、あなたを信頼するということがどういうことなのか、そして私が求めるものが、何かを理解し始めたように感じます。
 

そして、私があなたと交わした約束、それが何かを明確に理解したわけではありませんが、今日その約束を一瞬理解したように感じたのです。

そして、その一瞬のうちにそれはまた私の脳裏から消え去ったように感じました。
 

あなたの意の向くままに、すべてを受け入れる許しも必要だと理解しました。
 

そして、私が恐れているものを今日理解しました。

もちろん、それはほんのわずかな恐れでしかないのだと思います。
 

ですが、私が日々霊媒であることによって薄れさせてしまっている「愛する者と死別する」ことに対しての理解を思い出させてくれた、そのように感じました。
 

そして、そのことを含めて一人考えながら、いろんなものを感じようとしながら、自分も一人の人間であり、そしてあらゆるものを感じる媒体であることを理解しました。
 

自分が求めるもの、それは純粋な愛なのだと悟りました。
 

ですが、私はその愛を忘れているのではと思いました。
 

あらゆるものに対しての愛、私がこれまで抱いていたと思い込んでいたものは愛ではなく、その愛を思い出すための行為ではないかと思うのです。

あなたはすべてを許しておいでです。

どんなものであれあなたは許しています。
 

あなたはすべての繋がりであり、あなたはあらゆるものすべての創造主です。
 

あなたがただの意識であると語るもの、あなたは人のように意識を持ち、すべてを進めるものであると語るもの、あらゆるものがあなたについて語ります。
 

わたしは、あなたの愛を与えてくださる面しか分かりません。
 

そして、わたしは優しさや思いやりが大切だということしか分かりません。
 

なぜ、あなたはわたしがもっと明確に情報を得られることをお許しにならないのですか?

なぜ、わたしはこのようなあやふやな状態が多いのでしょうか?
 

そして、なぜわたしは傷を癒したり、そういった奇跡をおこなえないのでしょうか?
 

わたしはあなたの言葉を代弁するにふさわしい者だとは思えません。
 

わたしではなく、より霊性に詳しい者たちがなぜ選ばれないのですか?
 

そして、なぜわたしはこの道に進まなければならないのですか?
 

あなた方霊団の方たちや神は、わたしがまるで選ばれた者のように語りかけてきます。
 

それはわたしの妄想ではないのですか?
 

わたしは頭がおかしくて、人が見えない妄想や幻想が見えているだけではないのですか?
 

わたしが何度も見る映像、未来に起こるかもしれない場面、それは妄想ではないのですか?
 

わたしは、自分の感覚を信頼したいです。
 

だけど、すべてを受け入れるにはあまりにわたしという人間の器は小さいように思えます。

なぜ、あなた方はわたしに語りかけてくるのですか?
 

なぜ、語りかけてくることがない神が語りかけるということが起こるのですか?
 

わたしは、多くの魂が癒されることを望んでいます。

ただそれだけなのに、どうしてたくさんの人と関わっていかなければならないのですか?
 

わたしは有名になりたいわけじゃない。
 

霊媒師として名を広めたいわけじゃない。
 

わたしはどうして痛みを感じ、感情を感じ、いろんな存在を感じ取るのですか?
 

自分には大きすぎる目的を背負っているという妄想や幻想を、自分で作っているのではないのですか?
 

わたしは、普通の人が恐れたり崇めたりするものなんてどうでもいいと考えています。

実際、そういった人たちはその対象を見てもいないのになぜ信じるのですか?
 

なぜ恐れるのですか?
 

わたしは自分に理解できるものしか信じません。
 

それでいいとあなた方はいつも語りかけてきます。
 

わたしを含め、なぜ人々はあなたが常にそばにいることを理解できないのですか?
 

理解できないから、このような葛藤が生じます。
 

わたしはどうしたいのでしょうか?
 

そして、わたしの目的は何なのでしょうか?
 



【M子の神への語りかけに対する霊的存在(神?)からの回答】
 

なぜ、眼をそらすそうとするのだ。
 

あなたは、もうすでに分かっているだろう。
 

自らの魂に語りかけ、そしてその声に耳を澄ませることをあなたは理解しているだろう。
 

それを幾度となくおこなってきただろう。
 

そして、あなたは常に私に語りかけてきただろう。
 

なぜ、私があなたへと答えを与えることがおかしいのだ?
 

なぜ、自分の感覚を信じないのだ?
 

あなたの判断基準は愛だと、あなたはようやく悟った。
 

それでよいのだ。
 

あなたが与えるべきものは正当性ではなく、愛である。
 

あなたは感じるものを表現するのだ。
 

霊媒としてではなく、あなたという人間として。
 

あなたの魂の側面のものたちは、あなたに与えられた言葉をそのままあなたに返そうとしている。
 

そのものたちの声に耳を傾けなさい。
 

あなたは周りのものに頼らない。
 

すべて自分だけで消化しようとする。
 

あなたは、ほかのものに対する負担を自ら背負うことを望む。
 

なぜそのようなことを望むのだ。
 

それは無益である。
 

あなたがこれまで魂の側面のものたちに与えてきた癒しや愛、それらをそのものたちは、あなたに与えることを望んでいる。
 

それを感じなさい。
 

すべてのものがそうあるのではない。
 

これまで癒されてきたものたちがそう望んでいるのだ。 

あなたがなぜ明確さに欠けるのか。
 

それはその必要があるからである。
 

まずあなた自身が落ち着くように休みなさい。
 

気持ちを休ませるのだ。
 

あなたは何も考えずに過ごすということを知らない。
 

あなたは常に自分の感覚で誰かに奉仕することばかり考えている。
 

それがすべてにとって有益なものであると考えている。
 

あなたは今、あなたという人間を癒すべきなのだ。
 

それを理解しなさい。
 

あなたが常に求めているのは、奇跡による感動であり金銭的な報酬ではない。
 

名声ではない。
 

それを求めるならば、あなたはこれまで接触してきたものたちとの関わりを深めているであろう。
 

あなたの感覚を理解しなさい。
 

あなたが、なぜ代弁をするのか。
 

あなたの言葉はあらゆるものを含んでいるのだとあなたは理解し始めた。
 

あなたの言葉というものについて理解しなさい。
 

どれが自分の言葉で、そうでない言葉なのか判別しなさい。
 

あなたの母については何も告げることはできない。
 

愛をもって接しなさい。
 

彼女に愛を与えなさい。
 

彼女のために、あなたのあらゆるものを捨てようとするのはやめなさい。
 

彼女の望むものはあなたの幸福である。
 

あなたが思い浮かべるような死別はすぐに起こるものではない。
 

だが、生という流れが永遠のものではないと理解しなさい。
 

あなたは、あなたの祈りをまだ理解していない。
 

その祈りがどのような力を持つのかまだ理解していない。
 

祈りなさい。
 

多くのものへの祈りとともに、自分が愛を与えられることを許されること、母が愛と癒しを与えられることを許されることを祈りなさい。

あなたと母が、なぜそのように強い結びつきを持つのか、あなたはまだすべてを思い出してはいない。
 

その魂の側面のものに語りかけなさい。
 

今のあなたは、その側面のものの感情に包まれている。
 

あなたなぜこのような道を歩むのか。
 

それはあなたの魂が決めたことである。
 

自分の進む道がどのようなものであったとしても、あなた以外に原因を求めるのはやめなさい。
 

それらはすべて、あなたが決めたことだ。
 

あなたは踊るのだ。
 

魂のリズムを感じなさい。
 

あらゆるものを感じなさい。
 

あなたの覚醒はそこから理解が始まる。
 

理性で悟ろうとするのはやめなさい。
 

あなたはまだ自分の覚醒がどのようなものか理解していない。
 

流れるのだ。

漂うのだ。
 

すべてを一つとして、すべてを繋がるものとして見つめなさい。 

霊媒であるあなたが自らの覚醒を悟らなければ、あなたは他の者に恩恵を伝えることができない。
 

あなたは覚醒しているのだ。
 

あなたの魂が覚醒を起こしたのだ。
 

あなたが覚醒したということに気づく必要があるのだ。
 

あなたが進むべき扉はもう開かれている。
 

その扉を見つけなさい。
 

それはあなたの中に存在する。
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(第20霊信おわり) 
第21霊信へつづく  

2015年9月18日金曜日

第19霊信の公開 2007・2・4 14:21着信

   SAM催眠学序説 その69

第19霊信は、ある霊能者に私あて霊信を霊視してもらった結果を、M子さんに送付し、それに対する通信霊からの回答です。支障があるので、霊能者の霊視内容は非公開とします。
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すべては一つであり、繋がりを持つものである。
 

なぜ、この者(注:霊視した霊能者)は、ほかの存在を知らないのだろう。
 

「そういった存在(稲垣の守護霊団)自体疑問」
 

ああ、何という愚かな表現なのだろうか。
 

すべてとの繋がりを否定しているのみならず、この者はすべてと繋がることが神との繋がりである、

信頼というものを理解していないのだ。
 

そして、この者は自らが人ではないと述べているのだろう?
 

だが、このものの表現こそ人そのものではないか。
 

この者が求めるのは知性・理性としての証だ。
 

それに振り回されることで、どれほど多くの人が魂の声に耳を澄ませることを忘れただろうか。
 

あなたが求めるのはどちらだろうか?
より明確な情報を集め、正当性を判断基準とする理性に従い、権力や地位、そして多くの者が証
明できなかったことを証明したことによる賞賛、権力、そういったものについてだろうか?
 

それとも、魂の求めるものを自ら感じることであろうか?
 

それは、あなたが選択するべきものである。
 

向上・成長・癒し、それらを確実に与えるものをあなたが選択しなさい。
 

私たちは、このチャネリング・メッセージ(ある霊能者の霊視内容)に対してこれ以上述べない。
 

その必要がないからだ。
 

あなたは、このチャネリング・メッセージからどのような反応をあなたの感覚で得るだろうか?
 

M子はすでに悟った。
 

M子は、自らに信仰を置くことを選択した。
 

これまでの彼女の道のりは、孤独なものであった。
 

誰一人彼女を理解する者は存在しなかったのだから。
 

この理解の対象は、彼女の「霊性」である。
 

彼女は、霊性を説く対象へ感じるものをより明確に自分へと浸透させる。
 

そして、物事を細分化することはその解決を先延ばしにするものだと十分に理解している。
 

彼女は無知であるが、すでに存在するとされる誤解には眼を向けない。
 

それらを無意識に信じることはしない。
 

彼女は神しか信じない。
 

このチャネリング・メッセージが、あなたの療法に何かもたらすものがあるか、実際におこないなさい。
 

あなたが理解するまで、私たちはあなたに霊信を与えるための接触することはない。
 

これは、あなたの魂の感覚をより明確にするための試練だと考えなさい。
 

あなたは理性で動くか、それとも魂の感覚を理解するか。
 

それだけだ。
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第19霊信おわり
第20霊信へつづく 

2015年9月10日木曜日

第18霊信の公開 2007・1・29 22:51着信

   SAM催眠学序説 その68


穏やかな流れを感じながら、一日の終わりとともにあなた方に与えられる愛を感じなさい。
 

あなた方は、それらの愛を感じ取ることで、より多くのものに愛を与えられるのだから。
 

そして、あなたのより理解を深めようという気持ちは焦りではなく、探究からくるものである。
 

だが、今日はあなたの質問に対し答えるべき時機ではないのだ。
 

あなたは、この数日間で得たものと、変化し始め動き出した魂の側面を安定させる必要がある。
 

それはM子も同様である。
 

今日という一日は、探究を進めるのではなく、穏やかさを感じなさい。
 

あなた方の魂は、探究より休息を求めている。
 

あなたは一度に多くを理解しようとする。
 

だが、それらは一度に吸収できるものではない。
 

あなた方は実感を通し理解を進める。
 

私たちは、あなた方に必要なだけのものを与えていく。
 

あなたは、自ら考え理解へと導く必要がある。注①
 

私たちは、あなた方の成長の機会を奪うことはしない。

それは許されないことだ。
 


私はあなた(稲垣)を守護する者である。
 

あなたは、確実に成長している。
 

それはあなたも実感を通し理解している。
 

静けさを感じなさい。
 

足を止め、周りを眺めなさい。
 

多くのものがあなたの眼に映り始める。
 

そして、あなたはより理解するだろう。
 

霊信が短いからといって、あなたは落胆する必要はない。
 

それらはすべて必然なのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第18霊信おわり
第19霊信へつづく



注:この第18霊信を受信するに当たって、M子さんには二つの質問を送付し、回答を通信霊から受け取るようにお願いしてありました。
 

①心・霊体・脳のそれぞれの役割を明確に説明してもらうこと
 

②知覚催眠中の無痛暗示が実現する現象を、潜在意識と脳の関係から説明してもらうこと
 

の2点です。

しかし、この質問に対して、私の守護霊を名乗る通信霊は、一切回答を与えてはくれませんでした。

私の守護霊は、注①私たちは、あなた方に必要なだけのものを与えていく。あなたは、自ら考え理解へと導く必要がある」と告げていますから、上記質問①②は、必要なことをこれまでの霊信によってすでに与えられている私が、それをもとに自ら探究を深め、自ら答えを獲得せよということだと理解しています。

SAM前世療法は、こうして第18霊信までの霊信によって与えられた事柄をもとにして(作業仮説として設定して)、探究していく過程で構築されていったきわめて霊的な前世療法です。
霊信で告げられた内容を作業仮説にして構築されたSAM前世療法は、世界で唯一無二の前世療法です。
こうして「SAM前世療法」が、それまでに流通している前世療法とは、仮説も技法も全く異なる独創の前世療法であることが認められたからこそ、商標登録が認可されたというわけです。 

2015年9月4日金曜日

第17霊信の公開 2007・1・28 23:50着信

   SAM催眠学序説 その67

前日2007・1・27のM子さんのセッション後、霊団へのお礼と質問を送付し、霊団からの返信を待つようにM子さんに依頼しました。
以下はその返信です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あなた方は名前を持つ。

そして、その名前はあなた方に力を与える。

だが、時としてそれらはあなた方を制約し、束縛するものになり得る。

あなた方は個人としての名前を持つ。


それらは、一つの存在としての証明であるかのように執着を生む。

だが、すべては繋がり合うものである。

名前は、力を与えるものであり、それらを単体として認識するのでなく、すべては繋がり合うものであり、理解し合うものであり、多くを分かち合うものである。

あなた方は、多くのものを愛するのだ。自分を、隣人を、そしてまだ見ぬもの、すべてのものに愛を与えなさい。

【稲垣からのお礼】

本日、E子さんという女性の前世療法をするに当たり、霊信で告げていただいた「魂の側面(表層)」にある前世の意識を持つもの」を呼び起こし、その癒しに成功しました。

この女性が語るには、神からの使命によって、新しい前世療法の開発と魂の傷の癒し方を知らせるために私に会いに来たということでした。

E子さんのヘルニアの痛み改善のためのヒーリングで彼女の腰に手を当てているとき、治療霊らしきものの見えざる手が背骨の治療をしている動きを私も当人も感知しました。

ありがとうございました。


【通信霊からの返答】

その女性からの言葉を真実だと受け取りなさい。

あなたは、その言葉に頷いている。

以前のように抵抗を感じていない。

あなたは、少しずつ自分がこれから先、どのような道を歩むのか理解し始めてきた。

そして、あなたは、あらゆるものを受け入れ始めてきた。

それでよいのだ。

そのまま進むことが最善なのだ。

今、あなたは、自分の魂を感じ始めている。

あなたという意識、そしてあなたの魂が親交を深め始めた。

あなたがM子の過去世である孤児からの言葉を耳にし、感じたものは魂のものであり、あなたの魂の側面のものによる感覚だと理解しなさい。

なぜ涙を流すのか。

涙は魂により流される。

それは、魂の側面にあるものの受ける傷を洗い清めるための聖水であり、魂が側面を癒そうとするため流すものである。

涙は、多くの真実を含むものである。

それらを言葉で語ることはできない。

それは、側面であるものや魂が感じるものであり、それ以上は必要はないものだ。

あなたという存在も、側面のものであり、すべての側面のものは友であると理解しなさい。

魂は、すべての側面のものが繋がりを持ち、友愛を築き合うことを臨んでいるのだ。

あなたは今後、これまでとは違う道を歩む。

そしてあなたが、今抱く不安はないものだと理解しなさい。

あなたは、もう名声や権力には興味を失せ、自らの探究をもとに目的をたずさえ始めている。

それこそが、あなたにとって多くの恩恵を与えるものである。

私達は、あなた方に「自らのものをすべて捨て去る覚悟で人を癒しなさい」と告げているのではない。

あなた方は、多くの恩恵を自然に受け取る。

あなた方に必要なのは「魂の目的へと向かうこと」のみである。

その目的へと進むだけでよいのだ。

重要なのは「一つのものに意識を向けること」である。

あなた方は、神の恩恵、加護、それらすべてを含む愛を与えられているという信仰をより深める必要がある。

それこそが、あなた方が進み行くうえで、自らの足を上げるための力の根源となるのだ。

そして、あなた方が常に忘れないように心がけるべきものは、「最も重要であるのは【いま、この瞬

間】であり、現世であり、それらを拠点としてあらゆるものを見詰める」ということである。

霊による障害、そして過去世による障害、それらは確かに存在するものである。

だが、それに眼を向けるあまり、それのみに重要性を求めることは、あなた方の立ち位置を不明確にし、解決へと向かう糸口を無くしかねないものである。

忘却するあまり、どれほど多くの者が道を見失ってしまっただろうか。

あなた方は、それを忘れてはならない。

今というものを、重要なものを踏まえて忘れないようにしなさい。


【稲垣からの通信霊への質問】

スピリット・ヒーリングの用い方について留意することがあれば教えてください。


【通信霊からの回答】

スピリット・ヒーリングの定義付けは、そのものにより異なるものである。

肉体に対する癒し、霊体に対する癒し、魂の側面のものに対する癒し、それらすべてがスピリット・ヒーリングである。

魂は癒しを必要としない。

意識体は、あるがままに完全性を持つものである。

癒しを求めるものは、魂の側面であり、霊体であり、肉体である。

心自体は癒しを求めない。

心に繋がりを持つものが、癒しを求めるために心を通し呼びかける。

心は道具なのだ。

それは属するものである。
 

(※この後、稲垣に関わりの深い男性に関わる霊信部分がつづくが省略)

あなた方は、昨日という一日で多大なる変化を迎えた。


それを実感を通し、理解を生むことでさらなる信仰を築き始めた。

M子は、自分の目的が何であるかを理解し始めた。

だが、恐れを抱き、それを明確なものとしてまだ受け取ることができない。

その恐れとは、「自分がそれを成し遂げることができるのか」という疑問から生じるものである。

要するに自信の問題なのだ。

彼女は多くのものの癒しを望んでいる。

これまでも、自分の周り、そしてまだ見ぬものへの祈り、それらを神に捧げてきた。

その行為さえも必然なのだ。

あなた方を守護する霊団に属する者の一人を、M子は今日悟った。

その者は、自らの望むものをM子へと伝えた。

その者は、あなた方により近い存在である。

彼女は、深い慈愛、そして思いやり、優しさ、人が最も必要とする癒しの要素を持ち、多くの

存在を癒し、それらの者が、旅を続けるために生涯を捧げた者である。

今、あなた方に語りかけている私が誰か、M子もあなたもまだ分かってはいない。

私は歴史上に名前を残す者ではない。

旅を終えた者を迎える役目を担う者である。

私を何と呼ぶかはあなた方の自由である。

だが、私に呼び名がないことは、あなた方を混乱へと招く要素を生じさせることになる。

よって、あなた方がより理解を深めるために、私の名前をここで伝えよう。

だが、その名前に執着をするのでなく、あくまでその呼び名は、あなた方がすべてを理解するために用意されるものなのだと理解しなさい。

私をモーゼスと呼びなさい。

だが、あなたの知るモーゼスと関与するものではない。


あなたに受け入れやすいよう、理解しやすいようその呼び名を提示しただけだと分かりなさい。

私について少し語ろう。

私が旅を終えることとなった生まれ変わりで、私が何をしたのか。

私は何もしていない。人々に奉仕してはいない。

だが、私は悟りを得た。

私は日々、自らを見詰め探求した。

それだけだ。

それをあなた方は、平凡と呼ぶだろうか。

どのような功績を残したのか、どれほどれほどの者を癒したのか、それらが重要な基準点ではないのだ。

魂の目的を達成させること、それが重要なものなのだ。

目的は魂により異なる。

必ずしも人々に癒しを与えることだけが旅を終える終点であり、目的なのだと限定しないようにしな

さい。

すべての者は異なる目的を持ち、生まれ変わる。

それらすべてが、神とその魂が交わした約束であり、神の計画なのだ。

今回の霊信で、私が語るべきことはこれまでとする。

これより先は、M子が今日接触を感じた者より語るものであることを理解しなさい。



M子は、私が霊団に属すると知り、自らの目的を明確にとらえ始めました。

ですが、M子が理解しなければならないことがあります。

M子よ、あなたは私が霊団に属するからといって、私と同じ道をたどるのだとは考えるのはやめなさい。

私は身をもって、人々へ奉仕しました。生涯を愛を与えることに専念しました。

稲垣が理解しやすいように、私が誰なのか明らかにしましょう。

私は、マザー・テレサです。

あなた方が、霊団の中でもより理解を得やすいものであり、よりあなた方に近い存在です。

私に優れた能力はありません。

ですが、私は祈りの重要性を知っています。

私は、M子へとそれを伝えるための役目を担っています。

あなた(M子)は、これまで多くのものに対する祈りを捧げてきました。


その対象は、人だけでなくほかの多くのものに対する祈りでした。

あなたは、言葉の重要性を理解しています。

ですが、今後より理解を深める必要があります。

言葉についての重要性を理解するための導きを与えるのは、私ではありません。

その役目を担う者は、必要に応じてあなた方へと語りかけてきます。
 

注:モーゼスという名で稲垣が知るのは『モーゼスの霊訓』のスティトン・モーゼスだけです。通信霊はそうではないと断っていますが霊特有の韜晦 かもしれません。もう一つの通信霊はマザー・テレサを名乗っています。ここへきて、有名人3人目の登場に唖然とするとともに、霊信の信憑性に揺らぎが生じ たというのが率直な感想です。ここまでに登場した通信霊を整理しますと、①エドガー・ケイシー ②ケイシーと稲垣の守護的存在③M子の守護的存 在 ④夢を司る霊 ⑤稲垣の祖父の守護霊につながりを持つ霊 ⑥モーゼス ⑦マザー・テレサ ⑧神? の7つとなります。霊団は11の霊から組織されてい るとのことですから、あと4つの霊が未登場というになります。 

M子よ、あなたは思うままにその道を進みなさい。

あなたが、より多くの者を救いたい、癒せるように背中を押したいと願う気持ちは分かります。

ですが、あなたは私のように、生涯すべてをかけてそのことに専念するのではなく、そのことがあなたの外的目的の一部であることを理解する必要があります。

あなたは、多くの目的を外的目的としています。

それらに共通するのは、以前も神があなたに告げられた「あなたが愛を与える」ということです。

あなたは、あらゆるものを通し人々に愛を与えるのです。

その一つとして、あなたは神の代弁をおこなうのです。

私を真似ようとするのでなく、あなたの思うがままにそれをおこなうのです。

あなたは、これまで神による啓示を受けてきました。

だが、それから眼を背けようとしてきました。

あなたには自信がなかったのです。

勇気が持てなかったのです。

あなたは、自分に特殊性があるのは霊性面だけであると考えています。

あなたが進みやすいように、私はあなたに伝えましょう。

あなたは、言葉の重要性を理解し始めています。

言葉は多くの者を動かす道しるべとなります。

あなたは、多くの者の魂へと伝えるために、神の計画を進めるために、神の代弁をおこなうのです。

恐れは不要なものです。あなたが何を通して代弁するのか、それらは自然と明確になっていくもので、あなた方が動き回り探す必要はありません。

あなた方は、私たちの与える導きと自らの目的をもとに進むだけでよいのです。

あなた方だけが流れを作っているのではありません。

あなた方の流れは、私たち、そして神の御意志により作られるものでもあります。

あなたは今日という一日の中で「自分の言葉が自分のものだけではなく、神のものでもある」という感覚を何度か覚えました。

すべてが神の言葉でもあるというのではなく、あなたが訴えかけようとする言葉、そして相手を思いやり癒そうとする言葉、愛を与えようとする言葉、それらに神による言葉も含まれているのだと理解しました。

あなたの言葉には力がより備わります。

それらは、多くのものを動かすこととなるでしょう。

あなたは、あなたという存在が感じるものを言葉として表現する必要があります。

恐れを捨て去りなさい。

あなたに備わる勇ましさはあなたのものです。

神の存在、そして私の存在、霊団すべてのものの存在、多くのものの存在を感じ取りなさい。

あなたの魂は透明性を高めています。

あなたの思考が、これまでより安定したものとなったのはその為です。

あなたの魂の側面のものたちは、手を繋いでいるのだと理解してください。またそれを拒むものも存在します。

ですが、そのものたちも、あなたが手を伸ばし癒しを与えることを望んでいます。

あなたは、必然の時を待つ必要があるのです。

すべては神による必然とという時に起こるべくして起こるものでもあるのです。

すべてのものに愛を与えるのだと理解しなさい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第17霊信おわり

第18霊信へつづく