2017年5月7日日曜日

SAM催眠学序説 その101

顕現化する未浄化霊とその考察

死後存続する「霊」・「魂」と呼ばれる不滅の意識体

SAM催眠学では「霊」と「魂」を明確に概念規定して用いています。
霊とは、死後も存続し、人格のごとく振る舞う意識体。
魂とは、肉体に宿っている霊のことを呼び変えたもの。

したがって、人間の本質は霊的存在であり、肉体という器を無くした魂は、死後は霊にもどることになります。
こうした意味で、霊魂は不滅の意識体ということになります。

生まれ変わりの科学的研究の先達、バージニア大学のイアン・スティーヴンソンは、生前の人格・個性・記憶など心的要素を運搬し、死後存続する意識体を、ギリシャ語にちなんで「サイコフォア」と呼ぼうではないか、と提案しています。(『前世を記憶する子どもたち』P359)

超心理学者笠原敏雄氏は、「サイコフォア」を「心搬体」と邦訳しています。
生前の心的要素を運搬し、死後存続する意識体、というほどの意味です。

厳密な科学者であるスティーヴンソンは、濃厚な宗教臭のつきまとう「霊魂」という語をあえて避け、中立な科学的研究用語として 「サイコフォア(心搬体)」を提案したのだと思われます。

いずれにせよ、生まれ変わりを科学的事実として認めようという立場に立てば、「霊魂」 と呼ぼうが 「サイコフォア(心搬体)」と呼ぼうが、死後も滅ぶことなく存続し、生前の心的要素を来世へと運搬するなんらかの意識体を想定しないわけにはいかないでしょう。

SAM催眠学では、私あて霊信の告げた内容を作業仮説として成り立っているという大前提から、当然のことながら、通信霊の実在をはじめとして、「霊魂仮説」を認めていることは自明のことになります。

SAM催眠学のこれまで(9年間)の一つの成果として、未浄化霊と呼ばれている意識体について、いくつかの考察が進んできたことを挙げることができます。

これらの諸考察は、SAM前世療法セッション中のクライアントの示す未浄化霊の憑依現象とおぼしき状態の観察と、憑依している未浄化霊自身の語りの累積から導き出された共通項に基づいています。
こうした共通項によって、私は未浄化霊と呼ばれる意識体の実在を認めざるをえない、と結論づけていますが、その実在の科学的検証による証明はいまだ成功していません。

未浄化霊の語った身元情報の真偽を検証していくと、あと一歩のところで壁が立ち塞がり、未浄化霊となっている人物の実在を示す決定的証拠の把握に至ることが、未だにできないでいます。 

これは、前世人格「タエ」と「ラタラジュー」の実在証明の検証過程で生じた最後の壁(タエとラタラジューの実在した文書記録が発見できない)と同様の現象のように思われます。

現時点で未浄化霊の実在が、100%の科学的事実であることが証明されることを阻む、なんらかの法則性(生まれ変わり研究における挫折の法則と同様の法則)が働いているのかもしれません。

未浄化霊の実在を信ずる者には、信ずるに足る十分な状況証拠、信じたくない者には、まだまだ疑いの余地の残された不十分な証拠、のレベルでしか証拠の開示が許されないということでしょうか。


意識現象としての未浄化霊の顕現化現象


さてそれでは、私は、SAM前世療法セッション中にどのような形で未浄化霊の存在を認識することになっていったか。

私あて第12霊信で、通信霊は前世療法によって前世を知ることができない原因の一つとして、「妨げるものがいる場合」を告げています。
この「妨げるもの」こそが、SAM前世療法セッションの前からクライアントに憑依している未浄化霊です。

では、憑依している未浄化霊を、どのようにして私は探り当てるのか。

SAM前世療法では、霊信で告げられた内容を、そのまま前世療法を進める作業仮説として採用しています。
すなわち、意識・潜在意識は魂表層を構成している前世のものたちによって生み出されており、生み出された意識・潜在意識は霊体に宿っている、という作業仮説に立っています。
そして、霊信によれば、霊体の色がオーラである、と告げています。

したがって、霊体に宿っている潜在意識(顕在意識)は、それを生み出している源である魂(の表層)の状態が一番解っているはずであり、そうであれば、潜在意識に魂状態まで導かせることができるはずだと考えました。
そして、魂状態に至ることができれば、魂表層を構成している前世の諸人格を呼び出すことが可能なはずです。
タエもラタラジューも、潜在意識に魂状態まで導かせ、魂表層から呼び出した前世人格です。
 
しかし、前世療法セッション中の実際の手続き(技法)として、どうすれば、潜在意識に魂状態へと導かせることができるのか、これは相当の難題でした。 
催眠中の潜在意識に、魂状態にまで戻りなさい、と指示したところで、けっしてそうなるわけではないからです。

オーラ(霊体の色)として霊体を感知できる人たちは、肉体を包み込んでいるオーラの色が黒ずんで見える部分は、その部分の肉体が傷んでいることを示している、と報告します。
また、オーラの色全体が澄んで見える人の健康状態は良好であることを示している、と報告します。
つまり、肉体とオーラ(霊体)には、密接な相互関係が存在することを意味していることになります。
とすれば、そうした相互影響関係が生じるためには、肉体と霊体の双方に共通の要素・性質が存在しなくてはならないはずです。

このような考え方に立てば、霊体に宿っている潜在意識を、霊体と同様の要素・性質をもつ肉体の任意の個所へと移し替えが可能であることになります。
肉体の任意の個所に宿らせた潜在意識に、その宿らせた肉体の個所に、なんらかの動作なり運動をさせ、その繰り返しによって魂状態へと接近するように指示したらどうなるのか。

こうして、SAM前世療法に固有、独自の技法であり、世界で唯一の「魂遡行催眠」と名付けた技法が創出されることになったのです。

まず、魂遡行催眠に入るまでの前段階で、30分程度かけて催眠を徹底的に深める作業をおこないます。
そうしておいて、いよいよ霊体に宿っている潜在意識を人差し指に移し替えます。
人差し指に上下運動をするように指示し、「一往復するたびに魂状態へと近づいていきます。やがて魂状態に到達できたら、指の運動が止まります。停止を確認できたところで私が声をかけて魂状態に到達できているかを尋ねます」と指示します。

ほとんどの場合、2~4分で指の運動は停止し、魂状態に戻ったことが確認できます。

指の運動が1分以内で停止し、魂状態に到達したことが確認できず、再度指の運動の継続を指示してもまた1分足らずで停止してしまい、やはり魂状態到達ができない場合には、「妨げるもの」の存在が疑われます。
あるいは、5分以上経過しても指の運動停止が起こらない場合も、「妨げるもの」の存在を疑います。

こうした場合、「妨げるもの」が指の運動に干渉し、魂状態へと到達することを阻んでいると考えられ、そのような「妨げるもの」は指の運動を担っている潜在意識に干渉しているはずです。
とすれば、「妨げるもの」は、クライアントの潜在意識の宿っている霊体に入り込んで(憑依して)干渉していることになります。

そうした憑依されているクライアントの霊体に宿っているすべての潜在意識を指に担わせていますから、憑依し干渉している「妨げるもの」の意識も含めて、すべてを指が担っていることになります。

そこで、「魂状態に戻ろうとすると妨げるものを感じていますか? 感じているのなら指を立てて答えなさい」と指に尋ねます。
指が立ったことが確認できたら、「この者に未浄化霊が憑依しているのなら、けっして悪いようにしませんから、その存在を正直に指を立てて示しなさい」と指示します。
 
こうして、指が立てば、憑依している未浄化霊の存在が指をとおして顕現化したわけであり、憑依が確認できるというわけです。


未浄化霊自身の語り(回答)によって確認してきたこと

顕現化してきた未浄化霊が、口頭で答えられるのはクライアントが霊媒体質をもっている場合に限られるようです。
このことは、魂表層から呼び出し、顕現化した前世人格にも共通する現象です。

口頭で答えられない理由を探ってきたところでは、肉体を失って時間が経っているので、憑依しているクライアントの声帯や舌を操作し、声に出すことが困難になっている、ということのようです。
ただし、指を立てて答えるような単純な操作なら可能だと答えます。
このことも、顕現化した前世人格にも共通する現象です。

したがって、口頭で私の質問に答えられない場合には、指を立てて回答するという約束で対話をしていきます。

 ①未浄化霊が憑依するための指標は何か

まず、未浄化霊は、どういう指標をもって被憑依者(憑依されるクライアント)を選ぶのでしょうか。

未浄化霊の回答は、オーラ(霊体)を見て判断する、ということでした。
未浄化霊が被憑依者に求めていることは、自分の存在に理解を示し、共感的に受け入れてくれることだ、と言います。

そうした被憑依者の心情(意識・潜在意識)は霊体に宿っています。
未浄化霊は、オーラを見て、つまり、霊体に宿っている被憑依者の心情(意識・潜在意識)を読み取って、この人であれば自分の存在に理解を示し、共感的に受け入れてくれる、と見込みをつけて憑依するというわけです。

実際に、憑依されていたクライアントに尋ねてみると、明確な自覚はないにしても、未浄化霊に対して共感的、受容的な考え方を持っていること、霊感がすぐれていることが確認できました。

②未浄化霊の憑依を防ぐ方法は何か

こうした未浄化霊との対話から、未浄化霊の憑依を防ぐ方法もまた解ってきました。
未浄化霊に見込まれないためには、憑依を断固として拒み、憑依しても一切の理解・共感をしないという拒否の固い決意を持つことのようです。
そうした憑依拒否の固い決意は霊体に反映し宿るわけですから、そのようなオーラ(霊体)を読み取れる未浄化霊は、憑依することを断念するというわけです。

私の知る体験では、未浄化霊が憑依した場所は、病院が圧倒的に多いことが解っています。
憑依されていたクライアントには、特に病院に入る場合には、憑依霊拒否の強い決意固めて行くように勧めています。
また、未浄化霊は自殺者であることが多いことから、そうした自殺者が出ていると思われる場所へ行く場合にも、憑依霊拒否の強い決意固めて行くように勧めています。


 ③未浄化霊とは何か

私あて第12霊信で、通信霊は、「未浄化霊は霊ではなく、残留思念の集合体である」と告げています。
この真偽を探るために、未浄化霊との対話をしてきました。
その結果、未浄化霊自身の回答によれば、霊信の告げたとおり、「残留思念の集合体」であることが確認できました。

未浄化霊との対話は、一個の人格に対すると同様にできます。
したがって、強烈な残留思念は、集合体として凝縮していくと、あたかも意志のある人格のように振る舞うことが可能になる、ということのようです。

このことは、生きている人間の恨みや嫉妬が凝縮され、意志のある人格のように振る舞う「生き霊」と呼ばれる霊的存在と同様のように思われます。

同じく、インナーチャイルドと呼ばれ、幼児期のトラウマ(トラウマの記憶)とされているものも、幼児期の辛かった強烈な残留思念が、成長していく本体の人格から分離し、取り残され、あたかも幼児の人格として振る舞い、成人の人格に影響を与えていることも、SAM前世療法のセッションに現れる意識現象として確認してきました。


さらに、解離性同一性障害(多重人格) における複数の副人格と呼ばれる存在も、強烈な思念の作りだした架空の人格が、意志のある別人格のように振る舞う現象だ、と精神医学では説明されています。

さて、生き霊の場合は、生き霊を飛ばしている本体は生きている人間なのですが、残留思念を置き去りにしてどこかに去ってしまったと思われる魂の本体は、いったいどこでどうなっているのでしょうか。

④未浄化霊の本体である魂はどこでどうなっているのか

未浄化霊と呼ばれている霊的意識体は、魂本体から分離し置き去りになっている存在のようです。

そして、本体である魂は、肉体の滅んだあと、霊界のある次元で眠っているということのようです。

つまり、分離され置き去りになっている「残留思念の集合体」(これまでどおり未浄化霊と呼んでおきます)が浄化され、魂本体に融合され、魂の表層の一つとして位置付くことを待っているということのようです。

私あて第14霊信によれば、「肉体の死後、霊体は魂から離れる。だがそれらの意識は魂に取り込まれる」と告げています。
霊体には、生前の意識・潜在意識が宿っており、つまり生前の心的要素が宿っていますから、これが魂表層に吸収され、表層を構成している前世人格の一つとして位置付くと解されます。

残留思念の集合体とは、魂表層に吸収されないまま、魂本体から分離し、現世に漂う意識体です。
したがって、これを置き去りにして霊界に上がってしまった魂本体は、その表層に位置付くべき直前の前世のものを欠落したままの、十全ではない魂となっていると考えられ、十全の状態ではない魂は、次の生まれ変わりを足止めされているのではないかと考えられます。

そのことを未浄化霊は、本体である魂は霊界のある次元で眠っている、と告げていると解されます。
眠っている魂が目覚めるのは、未浄化霊が、眠っている本体の魂のもとへと上がり、それに融合し、魂表層の前世のものとして位置付いたときであろうと考えられます。
こうして、魂として十全な状態になって目覚め、時期が来るのを待って、次の生まれ変わりに旅立つのではないかと 思われます。

⑤先祖の未浄化霊が苦しみの訴えとして子孫に肉体的、心理的症状を引き起こすか

こうした不都合な肉体的、心理的症状を、先祖の「祟り」であるとか「霊障」とか呼んできました。
これは本当のことなのでしょうか。

クライアントが「魂状態の自覚」に至ると、未浄化霊に対して、意図的に憑依させることが可能になります。
「魂状態の自覚」に至ると、多くのクライアントは、体重の感覚が消失する、と報告しています。
どうやら、肉体に内在している魂が、肉体との結合から解除されて肉体内で分離した状態になると考えられます。
「魂状態の自覚」に至ったクライアントの中には、魂が肉体とずれているとか肉体から離れていると報告する者がいるからです。
臨死体験で報告されるところの、肉体と魂の分離した「体外離脱」状態に至ることもあるようです。


要するに、「魂状態の自覚」とは、肉体を持たない「霊」と同様の次元に至っているということのようです。
したがって、意図的に未浄化霊に憑依させることが可能な状態であると考えられます。
同様にメッセージを携えた守護霊などの高級霊の憑依も起こりやすくなるようです。

こうした仮説に基づいて、医学的所見の出ない、偏頭痛や、特定個所の疼痛などや、統合失調症について、依頼があれば、クライアントの先祖の未浄化霊に憑依させ、そうした諸症状を引き起こしているかを検証した事例が徐々に増えてきました。

現段階で言えることは、先祖の未浄化霊がその苦しみの訴えとして、子孫のなかで霊感のある者を選んで諸症状を引き起こしている場合が確かにあるらしい、ということです。
こうした憑依し顕現化した未浄化霊と対話し、浄化することによって、明らかな症状の改善が確認できたからです。
ちなみに,未浄化霊の憑依から解放されると、肩が軽くなったという報告が多く出ています。

これは、祟りとか霊障とか呼ばれるような、おどろおどろしいものではなく、救われない未浄化霊となってさまよい続けている苦しみの訴えとして、そうした救いのない存在となってしまっていることへの理解を求め、その手段として、霊感のある子孫を選んで諸症状を引き起こしている、と解すべきことのようです。

さて、この記事を読んだ、飛行機恐怖症(逃れることのできない狭い密閉空間に対する恐怖症)改善のためにおこなったSAM前世療法体験者からのコメントを検証事例として紹介しておきます。
このクライアントの場合、飛行機恐怖症が生じた現世のトラウマの心当たりがなく、前世人格にもそうした恐怖症にかかわる存在が顕現化しないので、ご先祖の未浄化霊の影響を確認するために憑依を試みたという事例です。
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先日はありがとうございました。
私も、先祖の未浄化霊というものがあるとも、それが影響しているとも全く信じておりませんでした。

しかし、先般のセッションでは四代前の先祖を名乗り、棺桶で墓に運ばれる途中蘇生したために
飛行機のような閉鎖空間で怖くなるようにしている、との告白は実に驚きました。
先生に浄霊してもらうと、飛行機が全く怖くなくなったのは厳然たる事実で驚きました。

1時間ほどのフライトでも怖くてシートベルト外せなかったのが、10時間のフライト(注:アメリカまでのフライト)が可能になりシートベルトを外せたのは、まったくもって驚きでしかありません。

科学的な証明はともかく、この事実は曲げようがありません。
驚愕でありました。
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これまで未浄化霊と呼ばれている意識体についての考察をのべてきました。
これらの諸考察は、SAM前世療法セッション中のクライアントの示す未浄化霊の憑依現象とおぼしき意識状態の観察と、憑依している未浄化霊自身の語りの累積から導き出された共通項に基づいています。

したがって、クライアントの示した意識現象の諸事実から導き出された考察であり、けっして机上の空論、観念論ではありません。
浄霊作業に同席し、その後のクライアントの症状改善を報告した複数の証人もいます。

しかし、未浄化霊そのものの実在が検証されているわけではありません。
こうした意味において、ここで述べてきたことは、仮説の域を出るわけではないこと、霊的存在について探究途上の中間報告であることをおことわりしておきます。



注:パソコンによる自動書記で送信された私あての霊信全22通は、「SAM催眠学序説その48~72」で公開してあります。どうぞご覧ください。




7 件のコメント:

シュヴァル さんのコメント...

こんばんは

先日はありがとうございました。

私も、先祖の未浄化霊というものがあるとも、それが影響しているとも全く信じておりませんでした。

しかし、先般のセッションでは四代前の先祖を名乗り、棺桶で墓に運ばれる途中蘇生したために

飛行機のような閉鎖空間で怖くなるようにしているとの告白は実に驚きました。

先生に浄霊してもらうと、飛行機が全く怖くなったのは厳然たる事実で驚きました1時間ほどの

フライトでも怖くてシートベルト外せなかったのだが、10時間を超えるフライトが可能になり

シートベルト外せたのは、まったくもって驚きでしかありません。

科学的な証明はともかく、この事実は曲げようがありません。

驚愕でありました

稲垣勝巳 さんのコメント...

シュヴァルさん

ご投稿ありがとうございました。

あなたに飛行機恐怖症を引き起こして、自分の恐怖、苦しみを訴えていたというご先祖の未浄化霊に憑依してもらい、本体の魂のもとへと行くように説得したその結果として、セッション直後のアメリカまでのフライト中に、飛行機恐怖症が完全に改善したという事実は、そうしたご先祖の未浄化霊の実在を示す間接的な証明だと言えなくはないと考えています。

しかし、四代前のご先祖を名乗り、棺桶で墓に運ばれる途中蘇生したというご先祖の実在を直接証明することは、まずできない相談でしょうね。

いずれにせよ、私の記述してきたことが、観念的な思い込みではないことを、SAM前世療法の体験者としてコメントしてくださったことにお礼申し上げます。

シュヴァル さんのコメント...

ちょっと驚きばかりを強調してしまった感がありますが

今回の体験は、自分の知識の範囲外だったために

これでも書きすぎの感が全くありません

あれほどの恐怖から解放される日が来るとはおもっていませんでしたし

催眠療法のすごさを身をもって体験した身からすると

結局体験せずにあれこれいうことはナンセンスに思いますね

匿名 さんのコメント...

先生いつもご苦労様です。

この研究の今後の進めるのか?の唯一は
「四代前のご先祖の実在を直接証明すること」
につきるのではないでしょうか?

何百人ものクライアントがおり、それでも尚ただの一人すら実在の証明が進まないのであれば、
客観的に見てそれは「空想」のものということになる。

この空想や妄想のたった2文字にすら立ち向かえないのであれば、悔しいですが
霊の存在は無いとおもわざる得ないのですよね。
症状の改善はまさに「病は気から」の強力さを浮かび上がらせています。

一日もはやい実在確認をお願いいたします。
先がありません。。。

稲垣勝巳 さんのコメント...

匿名さん

何百人ものクライアントがおり、それでも尚ただの一人すら実在の証明が進まないのであれば、客観的に見てそれは「空想」のものということになる。この空想や妄想のたった2文字にすら立ち向かえないのであれば、悔しいですが霊の存在は無いとおもわざる得ないのですよね

上記のあなたのご意見は、ワイス式前世療法で語られた「前世の記憶」の真偽にそのまま適用できます。「霊の存在は無い」という文言を「前世の記憶は無い」と置き換えられます。残念ながら「前世の記憶」が真であったという100%の実証がないからです。

私は、生まれ変わりの実証をSAM前世療法によって、「たえ」「ラタラジュー」の両事例の科学的実証はほぼなしえたと思っています。
ただし、霊的存在の科学的直接実証は生まれ変わりの実証以上に困難であると思っています。
たとえば、「四代前のご先祖の実在を直接証明すること」はまず不可能です。
なぜなら、この未浄化霊となったご先祖は、棺桶で墓に運ばれる途中蘇生したのですが、誰もそのことに気づかず、そのまま生き埋めとなったと訴えています。
したがって、この葬儀に携わった人々は、普通の死者を埋葬したと思いこんでいるわけで、棺桶の中で蘇生した事実はまったくなかったことになっているはずです。
匿名さんは、このようなご先祖の実在をどうやって証明できると思いますか?
ないものねだりではありませんか。

現時点では、シュヴァルさんの投稿のような、未浄化霊を浄化することによって、その1週間後に顕著な改善が起きたことで間接的実証ができたと判断しています。
顕著な改善は、いわゆる未浄化霊浄化という空想や妄想、つまり思い込みによるプラシーボ効果とは思われません。
プラシーボ効果であるとするなら、シュヴァルさんが催眠中に、架空のご先祖未浄化霊の憑依とその顕現化のふりをしたことになりますが、そもそも催眠中の作為は否定されますし、そのような作為をすることによる利得があるとは思われないからです。
そして、魂状態で自己内憑依した「たえ」「ラタラジュー」の前世人格が、被験者里沙さんの
作為による空想や妄想の産物ではなく、実在していた人物であった証明がほぼできています。

やはり、状況証拠として未浄化霊の実在を認めることが妥当ではありませんか。

この顕著な改善事例を「病は気からの強力さを浮かび上がらせています」などの評価をするのは、失礼ながら、セッションの臨床の実際に立ち会っていない唯物論者のたわごと、観念論だと思います。

そして、シュヴァルさんの改善事例以外にも、同様な改善事例が累積されつつあります。

匿名 さんのコメント...

ご回答ありがとうございます。
先生は今まで何名のクライアントに前世出現を成功いたしたのでしょうか?
仮に数百人であった場合なぜ「たった2人」の実在証明なのでしょうか?
たとえ1%の確率であったとしても証明事例があるのであれば…
確率論から言えば数をこなす程に証明数が新たに出現する事になります。

クライアントさまの症状改善で一件落着となっているのかもしれませんが
クライアントさま同意の元、積極的にせっかく出現した前世なる者の身元を聞き出し調査すべきと思います。
なによりクライアントが事実確認を確信できる事が一番望むことでもあるでしょうし。。。

他の人が出来ない先生の特権?いや、役割?ではないのでしょうか?
ご活躍を期待しているのですが一向に話が進まない状況がもどかしいです。
残された時間もそう多くはないはずですし・・・。

私は霊の存在を中立にみている立場です。

稲垣勝巳 さんのコメント...


匿名さん

あなたはイアン・スティーヴンソンの膨大な研究事例をお読みになっていないのでしょうか?
彼の20数年かけた、世界中から集めた2000数百例の生まれ変わりの検証事例で、応答型真性異言はわずか3例、しかも催眠中の事例は2例しかありません。
あなたの主張される確率論などは、ほとんど意味をなさないのです。

そして、私は生まれ変わりの専門研究者ではなく、一介の催眠療法実践者です。
セラピストとして、クライアントの主訴を改善する仕事が第一義です。
そうした仕事の過程で、検証可能な事例に出会えば、努めて検証をしてきたに過ぎません。
しかも、検証に耐えるだけの詳細な情報を語れる前世人格、未浄化霊も、きわめて稀です。
このことは、スティーヴンソンの研究実績が示しているとおりです。
ちなみに、21世紀になってからすでに17年が経ちますが、公刊された応答型真性異言の事例は「ラタラジューの事例」のみのはずです。

そもそも私は、生まれ変わりの証明のために、SAM前世療法をおこなっているわけではないのです。
そして、クライアントにとっても、症状改善が第一義であって、前世の証明のためにSAM前世療法を望まれるまれるわけではない。
シュヴァルさんの投稿をお読みになればご理解できるはずです。
症状改善を二の次にして、前世の実在や未浄化霊の実在を証明する仕事は、専門研究者のすることであって、催眠「療法」の実践者がするべき仕事ではありません。

こうした私の基本的立場を誤解しておいでになるようです。

私に霊の実在の科学的証明を過剰に期待されることはご自由ですが、そのような仕事は私の特権でも役割でもありません。
クライアントの主訴を改善する仕事が第一義です。

残された時間も、検証可能な希有な事例に出会えば努めて検証をしていく、この姿勢を持続していくだけです。
そして、検証可能な希有な事例は、求めて得られるものではなく、むこうからやってくるとしか思えません。