2013年7月8日月曜日

SAM前世療法の成立 その7

私が、私あて霊信に信頼をおくようになった理由は、霊信の告げた3つの予言がすべて的中したという事実があります。
現在作業進行中の、「ラタラジューの事例」の英訳版を含めると4つの予言が的中したことになります。
この現在進行中の英訳作業について、すでに2007.1.11第1霊信で、「あなた(稲垣)の求めるものは国内に留まらず、その範囲は他国へと広がる。その手段を徹底するために、英語力を向上させなさい」と告げています。
私の求めるものとは、「ラタラジューの事例」を世界に認知してもらうために、英訳版映像をyu-tubeにアップすることです。
それでは、的中した3つの予言について紹介します。

その1 第8霊信の予言について 

 第8霊信に至って、送信霊は「私はエドガー・ケイシーではない。彼を守護するものであり、あなたに繋がるものである」と私の守護霊であることをはっきり認めています。そして、この私の守護霊と名乗る霊は次のような予言をしています。
【第8霊信抜粋】
あなた(稲垣)はいずれ前回とは異なる内容の本を出版することとなる。全貌が異なるのではなく、方向性が異なるのだ。それは、多くの人を引き付けるものとなる。 【抜粋おわり】
これは、2007年1月20日の霊信であり、2010年2冊目の拙著『生まれ変わりが科学的に証明された!』出版から3年半以上前の予言です。
そして、この本の内容が「全貌が異なるのではなく、方向性が異なるのだ」と言う予言は的中しています。
1冊目の『前世療法の探究』は、生まれ変わりや霊的存在について判断留保の立場を努めて保った方向でしたが、2冊目は、そうした立場から方向転換し、生まれ変わりや霊的存在を認める方向を明確にしているからです。
そして、そもそも、この予言当時、私には次の本を書く材料も意欲も、全くなかったのです。4年を経て、この予言は現実のことになりました。

その2 第11霊信の予言について
 
2007.1.23の第11霊信で通信霊は、「私はエドガー・ケイシーではなく、彼やあなたを守護するものではない。私は特定のものを守護するものではない。だが、霊団に属するものである」と素性を語り、次のような予言をしています。
【第11霊信抜粋】
 
あなたは、探究心を重要とする。あなたがまだ理解していないものについて、誰も理解を完全にしていないものについて強く引き寄せられる。そして、前世療法についてだが、あなたは自らの霊性により独自性を持つようになる。あなたの前世療法は、あなたにしか出来ないものになる。 【抜粋おわり】
現在から5年前のこの予言も、的中していることになります。
2009年7月に、正式に「SAM(サム) 前世療法」と命名した私独自の開発による前世療法は、私と、私に学び認められた者にしかおこなえない前世療法となっています。
ちなみに「SAM前世療法」はその独自性が認められ、第44類(心理療法・医療分野)の登録商標になっています。

その3 第14霊信の予言について
 
第14霊信の送信霊は、自分の素性を告げてはいません。
2007年1月25日のこの霊信では、次のような予言をしています。
【第14霊信抜粋】
ここからは、神による霊信であると理解しなさい。
あなたは今世で出会うべき女性がいる。その女性とは、あなたが過去世において死別した愛する者である。その者は、まだしばらくはあなたと再会することはない。あなたは、その者にある約束をした。それは、その者の死後、あなたが彼女へと誓ったものである。そして、その者は死後、あなたからの約束を聞いていた。
何故出会う前に、あなたにこの話を語るのか。それは、あなたがそのことに興味を抱くということが重要だからである。あなたはその者が誰なのか、いつ出会うか、どのような死別を経験したのか、それらに興味を抱くだけでよいのだ。そこから、あなたは引き寄せられていく。あなたの魂の傷を持つものは求め始める。それでよい。あなたは、それを許すだけでよいのだ。あなたは、あなたの魂の傷を持つものが求めるものと再会するだろう。 【抜粋おわり】
この謎めいた予言の1ヶ月後、2007年2月24日に予言された女性と思われる人物と、私はセッションで出会うことになりました。
その詳しい経緯は省いて要点のみ紹介します。
この女性クライアントは、知人にともなわれて訪れた40代半ばの女性でした。
彼女が深い催眠状態に入って最初に発した言葉が、「先生、お懐かしゅうございます。会いとうございました」というものでした。
彼女が思い出した前世の場面は、中世ヨーロッパの教会付属の学校でした。
彼女は12歳の生徒でした。
私は36歳の聖職者で、政争に敗れた失意の政治的指導者でもあって、医学の心得も持ったその学校の指導者であったということでした。
12歳の少女は、前世の私を慕い、憧れのまなざしを注いでいたと語りました。
やがて年を経て、前世の私は聖職者としての位階が上がり、成長した少女は望んで私の身の周りを世話する仕事にに就いたそうです。
しかし、彼女は、何かわけがあって20代前半で早世したと語りました。
第14霊信の予言が脳裏をよぎった私は、彼女の霊界での記憶を尋ねてみました。
私があなたの魂に向かって何か誓ったことはあるか、それはどんなことか、という問いです。
彼女は、私が誓いを立てたことを知っているが、その内容を話すことは禁じられているから話すことは出来ない、と回答を拒否しました。
催眠覚醒後、このクライアントは、催眠中に語った記憶をほとんど思い出すことがきませんでした。
この前世療法のセッション概要は、以上のようなものです。
そして、これ以後5年以上経った今日まで、このクライアント以外に私とのこうした愛情関係のある前世を語る人物との出会いはありません。
したがって、この予言も現実のものとなったと思われます。
付言すると、2011年に入り、50代男性クライアントのセッションで、そのクライアントの前世が中世ヨーロッパの牧師で、名はウオルフガング、その上司のゲオルグという牧師が前世の私であると語るということが起こりました。
二人の牧師は、ともにプロテスタントの牧師であり、教会付属の学校の教師であったとも。また、ゲオルグ牧師には身の周りの世話をするマリアという名の娘がおり、マリアは20代の若さで死亡、ゲオルグはその死を嘆き悲しんだということでした。
第14霊信の予言をめぐって、こうした不思議な符合が起こったということです。
(その8へつづく)

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